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2026.02.02スタッフブログ
国の法律だけでは不十分?土壌汚染の【条例】を知らないと陥るリスクと対策

国の法律だけでは不十分?土壌汚染の【条例】を知らないと陥るリスクと対策
土壌汚染の【条例】

土地の売買や建物の解体、あるいは一定規模以上の土地の形質変更(掘削など)を行う際、必ず確認しなければならないのが土壌汚染に関する規制です。
日本には「土壌汚染対策法」という全国共通の法律がありますが、実は各自治体がさらに上乗せのルールとして「条例」を定めているケースが多々あります。
ここでは条例と法律の決定的な違いから地域ごとの特色、トラブルを未然に防ぐための立ち回り方までを詳しく見ていきたいと思います。
読まれています【解体工事と土壌汚染調査の関係・知らないと損する基礎知識】の記事はコチラ≫≫
①条例と法律の決定的な違い

土壌汚染対策法は主に有害物質を使用していた特定の施設(水質汚濁防止法の特定施設など)を廃止するときに調査を義務付けています。
しかし、多くの自治体の条例はその網をさらに広げています。
対象となる土地の広さ(面積要件)の差
土壌汚染対策法では3,000平方メートル(有害物質使用履歴がある場合は900平方メートル)以上の土地の形質変更を行う場合に届出が必要です。
しかし、条例では「500平方メートル以上」や「1,000平方メートル以上」など、より小規模な工事から届出を義務付けている自治体が多いのが特徴です。
調査を求められるタイミング
土壌汚染対策法は施設廃止時が基本ですが条例では「土地を売却するとき」や「建物を解体して更地にする前」など、より早い段階での調査や届出を求めるケースがあります。
②主要地域の条例に見る独自の規制

株式会社クリーンアイランドが多くの施工実績を持つエリアを例に、その特色を見てみましょう。
東京都(環境確保条例)
東京都は全国でも特に厳しい基準を持っています。
工場や指定作業場(クリーニング店やガソリンスタンド等)を廃止・解体する場合、面積に関わらず調査が必要となるケースがあります。
また、独自の「汚染拡散防止計画書」の提出が求められるなど手続きが非常に緻密です。
大阪府(生活環境の保全等に関する条例)
大阪府では有害物質を使用していた事業所を廃止する場合に調査が義務付けられます。
また、大阪市などの政令指定都市では市独自の規定がある場合もあり府と市の両方のルールを照らし合わせる必要があります。
兵庫県(環境の保全と創造に関する条例)
兵庫県でも一定規模以上の土地の改変時に届出が必要です。
地域の産業特性に合わせた独自の有害物質が指定されている場合もあり事前の確認が欠かせません。
読まれています【失敗しない解体工事のための土壌汚染チェックポイント】の記事はコチラ≫≫
③条例を無視することによる深刻なリスク

国の法律には触れていないから大丈夫と自己判断して工事を進めてしまうと、以下のようなトラブルに発展してしまいます。
行政指導による工事のストップ
届出がないまま解体や掘削を始めると行政から工事停止命令が出されることがあります。
これにより数週間の工期遅延が発生し人件費や機材のリース代などの追加コストが数百万単位で膨らむことも珍しくありません。
企業名の公表や罰則
悪質な未届出や虚偽の報告には罰金などの罰則が科せられるだけでなく、自治体のホームページで企業名が公表されるなどのペナルティを受けるリスクがあります。
これは企業の社会的信用に大きなダメージを与えます。
クリーンアイランドが条例対応に強い理由

土壌汚染の調査は単に土を分析するだけではありません。
その土地がどの条例に該当するのかを見極め行政と適切に交渉する力が必要です。
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行政との事前協議代行: 計画段階で各自治体の環境局と協議を行い過不足のない最小限の調査プランを立案します。
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地域別の書式への精通: 大阪、東京、兵庫それぞれのルールに精通しているため差し戻しのないスムーズな届出が可能です。
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解体と調査の同時並行: 条例で定められた調査を私たちの解体部門と連携して行うことで工期とコストを同時に削減します。
条例対策は地元のプロへの相談が最短ルート

土壌汚染の条例は改正が多く、解釈も自治体によって微妙に異なります。
不動産取引や解体工事を控えている場合は、まずはその土地がどの規制の対象になっているかを正しく把握することが重要です。
株式会社クリーンアイランドは、全国の条例に対応しています。
自分の土地は調査が必要か、条例違反にならないためにはどうすればいいかといったご不安があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
関連法規・自治体条例公式リンク集
土壌汚染に関する最新の法規制や各自治体の手引きは、以下の公式サイトよりご確認いただけます。
1. 国の法律(環境省)
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土壌汚染対策法の概要 https://www.env.go.jp/water/dojo/gaiyo.html
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土壌汚染対策法に基づく各種ガイドライン https://www.env.go.jp/water/dojo/gl.html
2. 東京都(東京都環境局)
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土壌汚染対策(環境確保条例および土対法) https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/water/dojo/index.html
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都民の健康と安全を確保する環境に関する条例(環境確保条例)全文 https://www.reiki.metro.tokyo.lg.jp/reiki_honbun/g1012384001.html
3. 大阪府(大阪府環境農林水産部)
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土壌汚染対策(大阪府生活環境の保全等に関する条例) https://www.pref.osaka.lg.jp/kankyokanri/dojo/index.html
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大阪府における土壌汚染対策制度の手引き https://www.pref.osaka.lg.jp/kankyokanri/dojo/tebiki.html
4. 兵庫県(兵庫県農政環境部)
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土壌汚染対策(環境の保全と創造に関する条例) https://web.pref.hyogo.lg.jp/nk25/af13_000000021.html
※ご注意 土壌汚染に関する条例は頻繁に改正されることがあります。
具体的な届出にあたっては必ず上記の最新情報を参照するか管轄の行政窓口、または弊社のような専門調査会社へご相談ください。
クリーンアイランドでは、土壌汚染地にまつわるコンサルティングをさせて頂き、調査・対策工事から解体工事、杭引き抜き工事まで全て一貫してお任せいただけます。
全国各地、対応させていただきます。
土壌汚染地についてお困り事がありましたら、是非一度クリーンアイランドにご相談ください。

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