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2024.08.24スタッフブログ

土壌汚染調査とは?調査方法4つを紹介

土壌汚染 杭抜き工事 解体工事

土壌汚染調査とは?調査方法4つを紹介

土壌汚染調査とは

土壌汚染調査とは、対象となる土地の土壌や土壌ガス、地下水を採取して分析を行ない土壌汚染物質の有無や基準値を超えているかどうかを調べる調査のことです。
調査方法には、地歴調査、表層土壌調査、土壌ガス調査、土壌溶出量調査(ボーリング調査)などがあります。

地歴調査(土地利用履歴調査)

地歴調査とは、登記簿や住宅地図、空中写真や環境に関わる書類などを収集して関係者への聴取、現地の確認などを行い対象の土地の利用履歴などを調べて土壌汚染の可能性を調べる方法です。
つまり、この土地がどのように使われた来たのか、汚染の可能性はあるのかを対象の土地の過去資料や土地の変遷や行政へ提出している届出等の内容から調べます。
地歴調査の結果、土壌汚染のおそれがある場合は特定有害物質の種類を特定します。
しかし、地歴調査は土壌汚染の可能性があるかどうかを調べる調査となります。
実際に土壌汚染があるかどうかは土壌を採取しないことには分かりません。

表層土壌調査

表層土壌調査とは、地歴調査(土地利用履歴調査)の結果に基づいて、土壌汚染の可能性が高い場合は100㎡毎に、土壌汚染の可能性が低い場合は900㎡毎に5地点で土壌と土壌ガスを採取する方法です。採取した土壌ガスは、地表に直径15~30mm程の孔を空けて、管を一定時間静置して集め、特定有害物質の量を測定します。
また、土壌は表層から50㎝掘って、表層から5㎝までの土壌と5㎝から50㎝までの土壌を同じ量に分けて採取する場合もあります。

土壌ガス調査

土壌ガス調査とは、土壌汚染対策法に基づき、土壌ガス中の第1種特定有害物質(揮発性有機化合物)の有無を確認するための調査のことです。
対象の物質はメッキや金属加工、精密機械工などの作業に使われる物質、クリーニング業やガソリンに微量に含まれるベンゼンなどの11項目が定められています。
これらの物質は地下水への浸透性が高いために人の健康被害を引き起こす可能性があります。
土壌ガス調査は、地表から0.8~1.0mの深さの土壌ガスを採取して、分析をすることによって調査します。
採取した土壌ガスを全12項目分析し、検出された場合は土壌溶出量調査(ボーリング調査)を行うケースがあります。
土壌ガス中に一定濃度以上の第1種特定有害物質が検出された場合、深さ10mまでの土壌を採取して土壌溶出量を測定する土壌溶出量調査が行われます。

土壌溶出量調査(ボーリング調査)

土壌溶出量調査(ボーリング調査)とは、地表から10mまでの土壌をボーリングして採取して土壌溶出量を測定する調査方法のことです。
土壌汚染の深さ方向の広がりを把握することができるため、汚染土壌の除去などに役立ちます。
ボーリング調査はボーリング機器を使用して行います。
ビットを先端に取り付け回転と圧力を加えて地層を掘削するという方法です。
土壌溶出量調査(ボーリング調査)の対象となるのは、汚染の恐れがある場所や基準値を超えていることが確認された場所です。
土壌の深さはどれくらいまで採取するかというと、汚染のおそれがある場所や帯水層の底面の位置などによって違います。

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